会社で聞いたことが無かった言葉が出てきたので覚書。
会議中にEFOという言葉が出てきた。
EOFは聞いたことがあったので、言い間違いかと思ったがそうではないらしい。
※EOF(End Of File)。ファイルの終端の事。
EFOとは、Entry Form Optimization(エントリーフォーム最適化)の事で、ECサイトなどで良く行われている。
一番分かりやすいのは以下のような入力フォームについている「必須」などの文字。
一目でここに入力をしないといけないことが分かる。
必須項目を付けたり、日付などの型を指定することで入力内容の揺れを減らす事が出来るので、データ管理の目線でも重要なことが分かる。
ただ調べてみると、これ以外にもEFOを行うことで色々なメリットがあるらしい。
ざっくりだが、以下がEFOのメリットとのこと。
コンバージョン率の向上
- 入力完了率の増加:入力フォームのストレスを軽減することで、ユーザーが最後まで入力し、目的の行動(購入、問い合わせなど)に移る確率を高める。
- 離脱率の低下:入力途中で離脱してしまうユーザーを減らし、より多くのユーザーを顧客へと繋げることができる。
ユーザーエクスペリエンスの向上
- 入力の簡素化:自動入力機能や入力支援機能などを活用することで、ユーザーの入力の手間を省き、スムーズな入力体験を提供できる。
- エラーの減少:入力ミスを減らすことで、ユーザーのストレスを軽減し、満足度を高める。
データ収集の効率化
- 高品質なデータの取得:正確な情報が入力されることで、マーケティングや顧客分析に役立つ質の高いデータが得られる。
- 分析の精度向上:収集されたデータを分析することで、ユーザーの行動パターンやニーズを深く理解し、より効果的な施策を立案できる。
運用の効率化
- フォーム作成の効率化:テンプレートやドラッグ&ドロップ機能など、フォーム作成を効率化する機能が備わっているツールも多くある。
- A/Bテストの容易化:複数のフォームパターンを比較し、最も効果的なフォームを見つけることができる。
競合との差別化
- ユーザーファーストな設計:ユーザー視点に立った入力フォームは、競合との差別化に繋がる。
- ブランドイメージの向上:使いやすいフォームは、企業のブランドイメージ向上にも貢献する。
これらのメリットより、EFOを導入することで以下のような効果が期待できる。
- 売上アップ:コンバージョン率向上により、直接的な売上アップに繋がる可能性がある。
- 顧客獲得コストの削減:より効率的に顧客を獲得できるため、顧客獲得コストを削減することができる。
- 顧客満足度の向上:ユーザーエクスペリエンス向上により、顧客満足度を高め、リピーターを増やすことができる。
そもそも言葉自体も知らなかったが、私が思うような効果以外にも、今まで持ったことがなかった目線の効果も知れて勉強になった。